臨済宗妙心寺派天徳寺(お仏壇のまつり方)

お仏壇の祀り方

お仏壇とは?

寺院の本堂をそのまま小型にして、ご家庭にも仏様を安置できるようにしたものがお仏壇です。ご先祖のお位牌も安置してご供養します。

ご本尊さま

私たちの心の本来の姿を形にあらわしたものです。禅宗では、お仏壇中央におまつりする本尊さまは一定しておりませんが、多くはお釈迦様か観音さまをおまつりいたします。

お供えするお花

トゲのある花、においの強い花、毒々しい色の花などは避けましょう。高価な花でなくとも、四季折々のものを常にお供えしたいものです。

日常のおまいり

仏様に「仏飯(ぶっぱん)」「お茶」「お湯」をお供えして、仏壇の前に正座し、ローソクに火を灯し、お線香を立てます。
お線香の本数に決まりはありませんが、一人1本でよいでしょう。
次に、数珠を左手にかけ、合掌して無心に礼拝(らいはい)します。
お供えした「仏飯」は、みんなでいただくか、小鳥や池の魚などに施して、決して粗末にしないようにしましょう。